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ヒイラギの実をひとつ

読書家にはほど遠い怠け者による、編まれた紙片の備忘録。どなたかのお役に立てれば、もっけの幸い。

架空のムック企画 特集: 職業ライター、あるいは現代の詩人

実際には存在しない架空の雑誌・ムックをでっちあげ、気まぐれな特集を企画しては、執筆者を勝手に決め込んでいくという、オールスター型ドリームプラン。

「こういう切り口も必要じゃないか」「この著者を入れないなんてモグリだ」などありましたら、コメントいただけると幸いです、というか楽しそうです。

※空想の企画ですので、書き手の方にはすでに引退された方やご逝去された方も含まれるかもしれません。

 

ことばの業界誌

「紙片の海 2016年6月号」

 

特集

職業ライター、あるいは現代の詩人

わたしたちの日々の読書世界から詩人が姿を消したといわれて久しい昨今。「否、ソングライターこそが現代の詩人だ」とある音楽家は語った。強くうなずきつつ、今はあえてそれに反論したい。「否、職業ライターたちも現代の詩人である」と。

雑誌、ムック、ウェブ……とさまざまな媒体に合わせて文体を変幻させ、限られた文字数のなかで物語を展開し、活字の洪水のなかにあって目を惹くリズムを文章に乗せる。職人ともいえるライターたちは、珠玉のことばを生みだすプロフェッショナルなのだ。

 

もくじ

 

1章 ライター事始め

◆物書きという職業を定義する―――糸井重里

◆売文業の今昔―――黒岩比佐子

◆面白いコラム・コラムの面白さ―――マツコ・デラックス

◆洋の東西をまたぐ物書き業―――町山智浩

 

2章 書き物、百花繚乱

◆300字でつむぐ食のストーリー―――dancyu編集長 江部拓弥

◆音楽ライターの悲しい性―――石井恵梨子

◆映画評:ネタバレ注意の有刺鉄線―――高橋ヨシキ

◆対談 憧れは伝播する。伝説の売文家たち―――リリー・フランキー×吉田豪

 

3章 矜持と佇まい

◆矛であり盾であるコトバたち―――能町みね子

◆素人ライターの孤高―――ロマン優光

◆雑誌の文体の科学―――山本貴光

◆トークする書き手たち―――荻上チキ

 

 4章 ことばを生みだす、ことばが生みだす

◆脚本のうまみ―――三宅隆太

◆二足のわらじ―――ブルボン小林

◆映画翻訳稼業―――戸田奈津子

◆ドラマという長編散文詩―――坂元裕二

◆対談 職業ライター、あるいは現代の詩人―――未定 × 未定